(Ⅲ)スコープ
3. システマティックレビューに関する事項
  (1) 実施スケジュール 文献検索:1カ月  文献の選出:1カ月  エビデンス総体の評価と統合:2カ月
  (2) エビデンスの検索
   
エビデンスタイプ
  既存のガイドライン:海外では,2012年に結節性硬化症に関する国際コンセンサスカンファレンスが開催され,その討論の結果合意の得られた内容に関して,SEGAについても論文化されている。日本国内では,日本皮膚科学会から結節性硬化症の診断基準および治療ガイドラインが2008年に発表されており,その中にSEGAに関するガイドラインも含まれている。
  個別研究論文:ランダム化比較試験(RCT)の報告は,海外から2報あるのみ。その他,非ランダム化比較試験,観察研究を検索対象にする。稀少疾患であるゆえに症例報告も重要であり検索対象にするが,選択する場合は理由を記載。
データベース
  個別研究論文: 主にPubMed
  systematic review/metaanalysis論文について: Cochraneになし
  既存のガイドラインの検索: 不要
検索方法
  介入の検索に関してはPICOフォーマットを用いる。
検索対象期間
  すべてのデータベースで2015年11月まで
  (3) 文献の選択基準,除外項目
    採択条件を満たす観察研究がない場合,システマティックレビューは実施しない。
  (4) エビデンスの評価と統合の方法
    エビデンス総体の強さの評価は「Minds作成手引き2014」の方法に基づく。
エビデンス総体の統合は質的な統合を基本とし,適切な場合が量的統合を実施。

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