(Ⅲ)スコープ
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4. 推奨決定から最終化,公開に関する事項
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これらの項目はすべて脳腫瘍診療ガイドライン拡大委員会の基本方針に従う。 |
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(1) |
推奨作成の基本方針 |
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推奨の決定は,作成グループの審議に基づく。推奨の決定には,エビデンスの評価と統合で求められた「エビデンスの強さ」「益と害のバランス」の他,「患者の価値観の多様性」「経済学的な視点」も考慮して,推奨とその強さを決定する。推奨の強さの決定方法は,GRADE gridに準じて,SEGAガイドライン委員の70%以上の同意が集約された場合は,推奨の強さを決定する。すべての項目が70%未満の場合は,結果を公表したうえで再投票すると決めた。さらに,この結果を脳腫瘍診療ガイドライン拡大委員会に諮り,出席者の70%以上の賛同で承認とした。 |
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(2) |
最終化 |
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外部評価を実施し,結果を最終版に反映させる。外部評価では,患者団体にも評価を依頼し,患者・家族の希望や価値観が反映されるように配慮する。 |
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(3) |
外部評価の具体的方法 |
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外部評価委員・機関・団体が個別にコメントを提出する。ガイドライン作成グループは,各コメントに対して診療ガイドラインを変更する必要性を討議して,対応を決定する。 |
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(4) |
公開の予定 |
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外部評価への対応が終了したら,脳腫瘍診療ガイドライン拡大委員会が公開の最終決定をする。 |
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